両親(貴重な時間)
今年になってから、母のことがあり自分を顧みない日々を過ごしていた。 昨年は、治る見込みがないとしても、少なくても「一時退院が可能なのではないか?」という思いに一縷の望みを託していた。だから、寂しい気持ちや先行きが不安な気持ちを持ちながらも、…
つい先ごろ父が大病院を退院し、介護施設に入所した。 金曜日は休暇を取り、大病院の面会に出かける予定だったが、父の移動に伴い急遽面会先を介護施設に切り替え、父に会ってきた。 地域や施設によって対応は様々なのだろうが、今回父が入所した施設は「空…
誰のためでもなく 自分自身のために前進したい 母が逢いにきてくれたお陰で じんわりと前進したいと思う気持ちが芽生えてきた 私が哀しいから 私が寂しいから どうしても泣いてしまうと思っていたが 母が元気な姿で逢いにきてくれたお陰で 私が「母を心配し…
大病院の面会が、時間制限付きで解除になった。 平日に休暇を頂き、実家に帰郷し父のお見舞いにも出向いた。すっかり遅くなってしまったが、その一部を公開したい。 面会日の当日、驚いたことに父は私を看護士さんに紹介する気遣いをみせた。入院状況をかな…
ここしばらく、お休みの日は予定を入れなかった。どうしても必要な法事関係のみ、やっとの思いで対処していた。 どうしても気分が沈み込むから、予定を入れても当日どうなるかわからない。そのため、何かを計画する気持ちになれず、今日も朝から三度寝(!)…
今日は母のための一日。 菩提寺の桜が待っていてくれた。 本当は雨60%予報だったのに、見事に晴れた。 母の大事な日はいつも晴れる。私も晴れ女だけれど、それはきっと母譲り。 ありがとう桜。 お母さん 今年もまた一緒に見られたね。
昨日から実家に帰り、一泊してきた。 母の遺影に向かい、色々な話を聴いてもらう。言葉に出して語りかけると、生前から聴き上手だった母がまるでそこにいるかのように心落ち着く。毎回泣いてしまうのだけれど、これだけはどうしようもない。母もきっと、今は…
‥母は龍の背に乗って旅立った。 それはそれは美しく晴れた穏やかな日だった。 旅立ちの早朝、最期に母から名前を呼んでもらえた事が何より嬉しかった。 私がそれを心から切望していることを、母は知っていたのだろうか。 僧侶さまのお話によると、母は龍の背…
辛いことや苦しいこと、 初めて訪れる哀しいこと。 生きていると本当に色々ある。 今日は「魔女の宅急便」を鑑賞した。 もう15年ぶりくらい。 以前とは違った視点で見られて、 とても新鮮な気持ちをいただいた。 キキが出発する前の、 お父さんの高い高いに…
今年は母と外出するのは難しいと考えて、用意したハンカチ。FEILERのもの。 こちらは日本人がデザインしたもの。 もうひとつは外国人デザイナーのもので、真珠と組み合わせたピンクのハンカチがある。どちらも限定品だそう。私は迷わずこちらをセレクトした…
今日は母のエプロンをして片付けをした。 母はエプロンが大好きなので、たくさん持っている。 私はと言えばものぐさのため、基本的にはしない派。普段着は汚れてもすぐ落ちる素材やガシガシ洗えるワンピースなどを着用している。 母の居ない実家は相変わらず…
久しぶりの帰郷記録。 前回以降も何度も帰郷しているし、書きたいことは山ほどあったのだけど、その気力が無かった。 今日は実家の片付けがメイン。 母の持ち物や入院に際して増幅した備品など、放置されている諸々をなんとかしたい。弟は対外的な部分を頑張…
今年も桜の季節がやってきた。 年々開花が早まっているように思う。 これはおそらく河津桜。 今日は珍しく午前中からお散歩。 普段の土曜は午前中に家事をするため、外出は専ら午後になる。しかし、今日は延ばし延ばししていた私の病院に行かなくちゃだった…
春なのに。 今年は心弾まず、大きな哀しさを抱えている。 そう言えば、ロクシタンのスタッフの方が「春は別れの季節」と話していらした。確かに春は「出会いと別れ」が交錯する季節。 物哀しい原因はわかっている。 そして、それがどうしようもないことも。 …
精神と肉体の疲労がピーク。 今週は無我夢中で目の前のやるべき事に集中した。あまりに多忙のため頭の整理が追いつかない。 ・仕事のこと ・健康のこと ・家族のこと 毎回のラインナップは大きく変わらないが、目まぐるしさが半端なかった。なんとか乗り切っ…
ネモフィラの花言葉は 「清々しい心」 可憐な花でありがながらも 数多くが集まると荘厳さも感じさせる。 国営ひたち海浜公園のネモフィラは とても有名で 最盛期に2回ほど訪れたことがある。 1度目は晴天で 空の青さを映し出した ネモフィラの海が素晴らしか…
咲かけの白いヒヤシンス。 甘い香りが漂う。 花言葉は「控えめな愛らしさ、心静かな愛」。 まるで我が母のようだと思う。
先週の土曜日。 幸せな幸せな時間が持てた。宝物のような夢の時間だ。 その日は突然、13:30に弟から電話があった。 理由は大病院からのメッセージを私に共有するためだ。母の血圧はお薬の助けもあり100位はあるのだけれど、脈がかなり弱いため会いた…
母と私の関係性は変わらない。 海島構造に似ていると気づいた。 私達は島で、その間には海がある。 海という環境が様々変わっていくだけで、島どうしは変わらない。だから母が衰弱しようとこの先どうなろうと、島と島との関係性は変わらずずっと繋がっている…
母のことが脳裏を離れず、やるせない。 朝起きたくなくて。 何もしたくなくて。 現実逃避なんだろうか。 情緒不安定に陥っているような気持ち。何とか保っているが、これからどうなっちゃうんだろう‥ 母には1日でも長く生きて欲しいが、先の見えない不安や予…
息子は母(祖母)との面会を辞退した。 弟が病院側に頼み込んで、やっと獲得した機会だったが活かされることはなかった。 正直、いま母の病室に入るのは勇気がいる 昨日の夜、息子から現実を受け止めきれない正直な気持ちを聞いた。最後に一緒に外食をした時…
私の中で、バレンタインへの本気度が年々減少している。 珍しいチョコレートや海外からの一流のチョコレートであっても、私の本気度を上げることは困難だ。この時期、今年は2度も東京へ出向いたが購買意欲は掻き立てられなかった。主人は糖質を気にしている…
3度目の脳梗塞により父が入院した。 昨日の昼近くに弟からのLINEで知った。 結論から言えば左半身の麻痺が残るかもしれないが、脅威の回復力で話が出来ると言う! 厳密に言えば意味不明な会話らしいが、救急搬送された当日に話ができる、その事自体が凄いと…
今回は「母に会える」という希望をもって帰郷した。 病室での面会は「桜を届けに‥」に記したが、覚悟をもって会ったにも関わらず、未だ十分な租借ができていない。 金曜日の夜は自宅に帰る予定だったが、急遽実家に宿泊することにした。 弟の物言いから寂し…
つい先日の金曜日。 念願だった母との逢瀬が叶った。 1人5分間のみという約束で、特別に面会が許されたのだ。 コロナ急増を受けて、「シールド・エプロン・ゴム手袋」という装備が必要とのこと。事前に計画していた「ハンドクリームで母の手をマッサージ」…
コロナの増加に伴い、大病院の面会が不可になった。 もともと私は会えない立場なのだが、我が家の代表である弟も会えないのは切ない。母は会えないことをどう思うだろう。社会情勢に左右されてしまうのは仕方ない、というキチンとした着地点が見いだせるだろ…
つい先日の金曜日、弟と1時間ほど電話をした。 計画では仕事の後に実家へ帰郷して、母の転院について意識合わせをしたかったのだけれど、私の体調不良により予定変更となった。情けない。 弟の話からすると、母は急激に痩せてきており、面会が辛いとのこと…
今日は学習の日と化している。 10:00からずっと、昼食もそこそこに続けているから疲れてきた。ちなみに、今日のブランチは成城石井の肉まん。昨日、色々なお茶のお伴も仕入れてきたので、元気を取り戻せる仕組みづくりはバッチリ(笑 休憩タイム。 こち…
主治医からお話しを伺った金曜日。 母の容態に翳りが見えるため、約1時間近く詳細説明があった。血液検査はあまり悪くないものの、心不全や肝硬変や腎不全など、複数からなる心配事がある。当然、容態急変もありうるため、深刻な書類にサインが必要だった。…
先日、母の大病院を訪れた。 当初は弟とふたりの予定だったが、最終的には家族総出で出かけることとなる。そしてそれは、小さな奇跡を呼ぶことになった。 その内容は後日、別記事にまとめたいと思う。 入院中の母以外が家族全員で過ごした1日。 医師からの現…