息子は母(祖母)との面会を辞退した。
弟が病院側に頼み込んで、やっと獲得した機会だったが活かされることはなかった。
正直、いま母の病室に入るのは勇気がいる
昨日の夜、息子から現実を受け止めきれない正直な気持ちを聞いた。最後に一緒に外食をした時の、元気だった祖母の姿を大切にしたいのだそうだ。これはこれで素敵な選択だと思う。
しかし。
もし私が息子に代われるものならば、今すぐにでも母に会いに行きたい。痩せ細った母と会うのは覚悟がいるが、どんな姿であっても母は母だ。ひとり一回限りという制約がとても恨めしい。
お母さん、心は繋がっているよね。
お母さん、いつも側にいるよ。