江ノ島から鎌倉まで戻り、２つのお寺を拝観した。
それは寿福寺と英勝寺。
本当は、何度か訪れている北鎌倉（建長寺が特に好き）もいいなと思っていたけれど、鎌倉のオーバーツーリズムの凄さはニュースでもよく耳にする。そのため、鎌倉駅の西側のまだ観光したことのない地区に来てみることにした。
余談だけれど、午前中の江ノ島は思ったよりも快適だった。でもそれは束の間で、観光の後に駅に引き返す時間帯は既に大混雑‥。人混みを逃れるように鎌倉入りした。
鎌倉駅前もさすがに混雑はしていたけれど、西地区は穏やかそのもの。人もまばらだった。こちらを選択して大正解。
「寿福寺」は静かな佇まいだった。
苔が美しい。小雨が似合いそうなお寺だった。
そして今回、唯一計画的に訪れたいと思っていた「英勝寺」。
こちらの控えめながら、優雅で美しい庭園にしっとり癒された。日本情緒が随所に散りばめられている。小さいながら、その世界観がとても素晴らしかった。鎌倉の尼僧院ならではの趣きが感じられた。
侵食された岩肌までも美しい。
青竹の勇ましさや清々しさ。夏にぴったり！
いつまでも離れがたい‥
息子と来ても、基本的にはバラバラに見て回るからおひとり様気分。ある意味、適度な距離感かも‥（笑
今回の旅の休憩は、江ノ島駅近くのタリーズ。スマホの充電をしながらサンドイッチを摘まんだだけだったから、１６時過ぎにはお腹が空いてしまった。色々なお店を見て悩みながらもこちらで一休み‥
息子の選んだラテと熱々のぜんざい。お餅をひとつお味見したら美味しすぎる‥
甘すぎず滑らか！また食べたい美味しさだった。
私はしっかり春の和定食。
そら豆や筍が美味しく、お腹に優しい味付けだった。
「随分歩いたね」という会話から歩数を見てみると、５月３日の三毳山登山を軽く超えてしまいビックリした！全行程２６，１１４歩。
本当によく歩いた１日だった。
息子とは多弁に言葉を交わさずとも、一緒に過ごすだけで心通じるものがある。こういった、貴重なひとときを過ごせることに感謝しかない。
振り返れば、今日という二度とと来ない一日が御朱印帳に刻まれている幸せ。
ありがとうございます！
そんな風に感じる２０２４年５月５日。
今日は端午の節句、こどもの日。
