美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

できるときにできることを。

「残念な結末」の最終章です。

 

昼休みにお気に入りのイタリアンで食事をした。

ここは主人と何度も外食を重ねている所。味は濃い目。自家製の太いウインナーとキッシュのランチを頼んだ。今日のキッシュは殊のほか美味しく良いチョイスだった。食事が運ばれてくる間に、ぼんやりと頭に浮かんだことをここに記してみる。

 

主人の言う「ストレスはない」は、強靭な精神がそう思い込んでいるだけのような気がしてきた。一人暮らしが長いため家事全般(料理を除く)は主婦顔負けの上手さだが、私に気遣っている部分が大きいのではないか。彼はほぼ在宅勤務だから、洗濯や取りこみ、食器棚への片づけ等の割合も多くなっている。

我が家は担当制ではなく、やりたい時にやりたい人が家事をする。従って、彼はやりたくてやっているのだが、自分の方が貢献度が高いと思い不満なのかもしれない。もちろん私も感謝の言葉は欠かさないが、何かのきっかけで噴出することもあるだろう。

 

また、私は学ぶことが好きだから、職業柄もあり自己研鑽する時間が欲しい。主人からみれば、どうしてそんなに勉強するのか?と思うらしい。ましてや国家資格等の難関試験に挑む姿には疑問に感じている様子。それを、今回彼は口にした。確かに、受験生が家にいるのは家族側もストレスだろう。しかし、学ぶことを辞めるのは私にはストレス。それは例え定年退職しても同様だと思う。

 

いま、私が彼にできることはなんだろう?

 

早起き時間は各々自由時間となっていて、私にはとても快適。しかし、実は朝ごはんは各自バラバラ。その理由の元は私の持病に起因するのだが、現在は良好なので作ろうと思えば作れる。彼の家事を減らすというよりは、私自身が家庭に貢献することが大切のように思う。奥さんがいるのに、「朝・昼」は独身と同様になっているのだ。彼にとっては不満のひとつかもしれない。

 

できるときにできることを。

 

妻として夫の食事を用意することは喜び。夕食を作る際はそれを感じる。朝ごはんも同じように思えたらいいな。。。と感じている。持病と自由時間との調整が必要だ。

 

何かしら私が行動を変えることで、彼の矛先が変わる事を願う。

いまはそんな気持ち。