私の職場は優秀な方が多い。
こんな職場で働けることに感謝しかない。私はそうでもないから、この職場は場違い?と思ってしまうことがある。しかし、本当に優秀な方々はそんな私にもとても優しくしてくださるし、能力とお人柄が相まって本当に尊敬できると頭が下がる。
その一方、優秀かどうかよりも大切なものがあるとも思う。
それは人への思いやりとか、上下関係なく平等であるかどうかなど。これは、その人の「真実の軸」が垣間見える瞬間であるように思う。
先日、職場の皆さんにお菓子を配ることがあった。
北海道のお土産もそうだが、お互いに時折小さなお菓子を配ることがある。出張などで席を外している方も多いから、そんな時は机の上に置いておく。すると、どなたからですか?と情報交換が始まり、その後にお礼の言葉を送り合うシステム(笑
ある時にふと気づいてしまった。
高価な物か否かで判断せず、誰にでも笑顔でお礼が言える方が多い一方、中身によって、もしくは優秀な方(自分に利益をもたらす方)がくれたものかどうかによって、お礼を言う言わないを判断している方もいらっしゃる、と言う事を。
日頃は誰もが誠実で、一見どの方も同じよう優秀に思えるが「忙しい時ほど・大変な時ほど」その人の本質が見えると言う説がある。これは、小さなお菓子にお礼が言えるかどうかにも通ずることのように思える。
私はいつでも素直にお礼が言える自分でありたい。小さなことこそ大切ではないだろうか。