金曜日(27日)は日帰り旅行に出かけ、その日の20時頃に実家へ向かった。
そして、土曜日(28日)は両親と共に過ごした。
両親へのお土産として。
この大銀杏の葉が煎じて入っている。
久しぶりに時間をとって、弟と介護等に関する意識合わせをしたが、母の衰えに関する危機を同じ重さで捉えていた。哀しいことだが、私達が病院側に期待している、「決定的な原因追及」の姿勢は得られていない。87歳という老齢のためか、大病院の医師達5名は曖昧な態度を示すのみだ。母は全身の浮腫みが酷くて、急激に自分の事ができなくなっているので、本当に辛く心が痛い。他にも、生活環境を整えることやデイサービスの契約などなど、話すことは色々あった。
今回は、弟がかなりしっかり掃除機をかけたりダニ予防をしてくれたため、私は洗濯を何度かするに留まり、いつもできないことができて本当に良かった。
・母の入浴介助(身体を洗うこと・着替え等)
・洗髪とドライヤー
・お昼寝の準備
・昼食準備と片付け
・美容院への送迎(近所なので一緒に歩くこと)
・一階に母の個室を作る
今回は昨晩父が打ったうどんが朝食になり、美味しかった。
父もとても疲れた様子で、「もう打たない」と呟いていた。とても有難く頂き、この味をできるだけ忘れないようにと、心に留めておいた。いつも、母にばかりかかりきりになって、ごめんね。
本当は父も私と話したいのだ。
解っているのに、手がかからない父は話の中心にならないことが多い。本当に申し訳なく思う。(話がつまらなくなるとすぐに寝室に引き上げてしまう‥)
父が打ったうどん。
短いけれどコシがあって美味しかった。
介護ベッドが金曜日に搬入され、二間続きの居間の一番奥に設置してある。
まだ他人顔でいるこの部屋を、簡単なラックを入れて「母の部屋化」してみた。これからデイサービスに週2で通うのだから、それなりにお出かけの着替えも必要になる。週に1回は帰郷するから、その都度、二階のクローゼットとの往復をしようと思う。実家の1階は手狭でクローゼットを下すことはできないし、もう、母は階段の昇り降りは不可能だから。
今回プレゼントした、ピンクのパジャマを着た母はとても可愛い。
できるだけ、苦しくなく、ラクにしてもらいたいと思うが、日常生活の世話をする人が必要だと痛感した帰郷になった。
どうしたらいいのか、悩ましい。