美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

帰郷の記録2023.10.28

金曜日(27日)は日帰り旅行に出かけ、その日の20時頃に実家へ向かった。

そして、土曜日(28日)は両親と共に過ごした。

 

山形県熊野大社」で購入したお茶。

両親へのお土産として。

この大銀杏の葉が煎じて入っている。

 

久しぶりに時間をとって、弟と介護等に関する意識合わせをしたが、母の衰えに関する危機を同じ重さで捉えていた。哀しいことだが、私達が病院側に期待している、「決定的な原因追及」の姿勢は得られていない。87歳という老齢のためか、大病院の医師達5名は曖昧な態度を示すのみだ。母は全身の浮腫みが酷くて、急激に自分の事ができなくなっているので、本当に辛く心が痛い。他にも、生活環境を整えることやデイサービスの契約などなど、話すことは色々あった。

 

今回は、弟がかなりしっかり掃除機をかけたりダニ予防をしてくれたため、私は洗濯を何度かするに留まり、いつもできないことができて本当に良かった。

 

・母の入浴介助(身体を洗うこと・着替え等)

・洗髪とドライヤー

・お昼寝の準備

・昼食準備と片付け

・美容院への送迎(近所なので一緒に歩くこと)

・一階に母の個室を作る

 

今回は昨晩父が打ったうどんが朝食になり、美味しかった。

父もとても疲れた様子で、「もう打たない」と呟いていた。とても有難く頂き、この味をできるだけ忘れないようにと、心に留めておいた。いつも、母にばかりかかりきりになって、ごめんね。

本当は父も私と話したいのだ。

解っているのに、手がかからない父は話の中心にならないことが多い。本当に申し訳なく思う。(話がつまらなくなるとすぐに寝室に引き上げてしまう‥)

 

父が打ったうどん。

短いけれどコシがあって美味しかった。

 

介護ベッドが金曜日に搬入され、二間続きの居間の一番奥に設置してある。

まだ他人顔でいるこの部屋を、簡単なラックを入れて「母の部屋化」してみた。これからデイサービスに週2で通うのだから、それなりにお出かけの着替えも必要になる。週に1回は帰郷するから、その都度、二階のクローゼットとの往復をしようと思う。実家の1階は手狭でクローゼットを下すことはできないし、もう、母は階段の昇り降りは不可能だから。

 

今回プレゼントした、ピンクのパジャマを着た母はとても可愛い。

できるだけ、苦しくなく、ラクにしてもらいたいと思うが、日常生活の世話をする人が必要だと痛感した帰郷になった。

どうしたらいいのか、悩ましい。