美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

帰郷の記録2023.6.18

「父の日」の今日。

予定通り帰郷ができた。

 

我が家に2泊した息子の車で、実家までロングドライブ。お昼は息子の好きな白河ラーメンを食べ、花束を作ってもらい実家に到着した。予定よりも1時間遅れの14時。

 

昨日、大宮で購入した和菓子とパイでお茶の時間となる。基本的には何気ない話題なのだが、父はお墓を気にしている。土地は少し前に購入したので、今度は上物のお話。出来るだけ父の希望に添えるよう「将軍がお城を建てるみたいね(笑)」とファシリテーターを務め、楽しい会話で進めている。全く湿っぽくならない。こんな雰囲気が作れる自分に驚いている。

 

帰郷は4時間程度だったが、そのうち2時間はお掃除をさせてもらった。水周りと長い廊下、そして寝室。母は遠慮したが「監督」してもらう事で合意。寝室に椅子を設置してゆったり見守る形で指示出しをお願いした。ついでに押入れも整理でき、スッキリした。

 

今回のハイライトは、父とのコンビニエンス散歩。

 

たまたま、トイレットペーパーとスポンジが切れそうだったため、両親をコンビニエンスに誘った。少しは足腰を鍛えないと寝たきりになってしまう。父も母も、最近はすぐ疲れてしまうので出かけたがらないのだ。一度声を掛けたが無理強いはしたくない。仕方なく私がひとりで出かけようとすると、父が一緒に行きたいと言う!驚いた。

 

実家から片道100m程度。

近距離にあるコンビニエンスストアに感謝しかない。父と手を繋いで歩く。ゆっくり、それはそれはゆっくり。

 

父の手の温もり。

私は一生忘れないと思う。雑貨とアイスクリームとおにぎりを購入した。父との楽しい時間だった。

 

わずか4時間程度の帰郷。

全く無駄な時間はなく、全てが充実していた。しかし、本当にそうだろうか?父と母にとってはどうだったのか?

 

これからも「父と母」にとってどうなのか?を忘れずにいたい。

父と見た夕日。