美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

帰郷の記録2023.10.14

昨日はブログで第一声を上げたあと、高速で実家に向かった。

本当は電車で帰郷するつもりだったが、主人も協力してくれることになった。実家は車がないととても不自由。今回は「主人と車」の力が身に染みた帰郷だった。

 

10時~

ケアマネージャーさんと初顔合わせ。私と両親のシンプルな面談をイメージしていたのに、主人の飛び入りと、さらに弟も出勤ギリギリまで同席してくれたので、ケアマネージャーさんも驚いたことだろう。

母はすでに「要支援1」と認定されているが、急激に不自由の度合いが高くなっている。ケアマネージャーでも再認定の暫定判断ができると大病院からお聞きしたため、今回の会合となった。

記録を手繰り寄せると6/30(金)が介護認定員(市役所の方)の初訪問日だった。その時は同居の弟が対応。おそらくそこから1ヶ月位で認定が要支援1の連絡がきたように記憶している。

 

今回の面談を開催した目的は3つ。

1)再認定に当たっての暫定措置

2)介護用具の相談(少しでも母のQOLを上げるため)

3)母にとっての最適なデイサービスの選定

 

特にデイサービスの選定はとても大切だ。

実は脳梗塞を2回も経験した父(要支援1)は、通っているデイサービスが気に入らないと言って通所しなくなってしまった。現在、父は一日の半分を寝て暮らしているし、素直で全く手がかからないので在宅でも問題ないのだけれど、このように気に入らないと通所を辞めてしまうことがある。他のデイサービスもあるよと父に言っても、どこも似たり寄ったりと決めつけ、決して首を縦に振らないのだ。同じ轍は踏みたくない。

弟はケアマネジャーさんにお任せで、父や母がお試しして決めればよいという安易な考えで話にならない。知らない場所での一日体験を、数多くさせられる両親の立場を考えてみたことがあるのだろうか。まずは、両親の性格を考えたうえで私か弟が見学して選定し、両親がお試して決めるのが良いに決まっている。今回は事前にケアマネージャーさんに希望をお伝えし、13か所のうち4つを奨励して頂き、その場所を巡回見学することにした。

 

13時~

昼食の後で、其々のデイサービスに見学予約を申し込んだ。

14時から設定をしたのでそれまではお掃除タイム。介護ベッドを入れるにあたり、片付けたり掃除機をかけたりして大忙し。

 

14時~

主人と2人の予定が、なんと息子も同席したいと言う!

あまり社交的ではない息子が‥と驚いた。3人でデイサービスを4つ訪問。加えて、父が行かなくなってしまったデイサービスも追加で訪問してみた。内容をこの目で比較検討してみたかったのだ。想像した通り、デイサービスは本当に多種多様だった!主人と息子も驚いていた。ある意味、とても勉強になったので、別トピで記述してみたい。

 

16時~

介護用品が増えるにあたり、2シーターのソファをどうするか検討。

セカンドハウスに引き取ってもらうことを決意し、あらかじめ入電して配送をどうするかなど、手はずを整えた。お店から軽トラックを無料(!)でレンタルすることができ、主人と息子が大活躍。すんなり搬出することができた。お掃除は私担当で、ここは少し大変だった‥

 

17時~

引き続きのお掃除と、母にデイサービスの報告をする。

詳細を報告しても、全てを掌握できないとは思うが、本人だって気になっているはずだ。母好みの文化的な交流の多いところが見つかったと話し、(許可されて撮影した)写真を見せ、ぜひお試し体験してみるよう助言した。

 

18時~

そろそろ自宅へ出発する時間となる。

父はすぐに飽きてしまい、寝室に引き戻ってしまうからほとんど話せていない。最近は母のお世話が大変になっており、父との交流が激減した。申し訳ない。父とも話をしたいといつも思うのに、結果としてはこんな調子になってしまう。次回こそは!

 

20時~

途中でスーパーに寄り、食料品やお寿司を購入して夕食となる。

力仕事や移動も多く主人とふたり、かなり疲労していたが、充実感がそれを上回った。息子も交えて結束力が高まったことも尊い一日だった。

通常は2日がかりのボリュームを1日でやり切ることができたのも、主人と息子のおかげ。そしてもちろん、ケアマネージャーさんや、温かく迎え入れてくれたデイサービスの方々のおかげ。皆さまのお力のおかげで、少し先が光に照らされているように思う。

 

来週は市役所の方とも面談がある。

この流れが良い運気をもたらし、母が少しでも明るく楽しく過ごせますように‥