美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

山形県を巡る3人旅

先週の金曜日は偶然が重なり合って、主人と息子と私の3人旅が実現した。

申し合わせた訳でもないのに、息子までも有給を同日に取っていたのだ。木曜日にそれが分かったので、急遽一緒に出掛けることになった。

 

今回は無計画だから、基本的に珍道中。

主人が高速道路を運転中に、私がメインで色々調べ、寺社仏閣巡りをすることにした。おそらくそうなるだろうと予測して、御朱印帳は持参した。私の御朱印帳は、県内と県外に分けている。今回は県外の「太宰府天満宮」を持参。

 

 

主人は山形県に詳しいため頭の中には地図が入っている。

行きたい場所と住所を告げることで、粗々の時間を弾き出してもらい、全体スケジュールを組んだ。

 

最初の目的地はこちらの上杉神社

戦国の名将、上杉謙信公を祭神として米沢城本丸跡に建立している神社である。ぐるりとお堀に囲まれており、いにしえの雰囲気が漂っている。

 

この土地特有の篭。

粗竹で出来ている。藁とは違い猛々しい感じがする。

 

また、上杉鷹山の有名な言葉が刻まれている石碑もある。

 

頂いた御朱印

 

丁度、お昼に差し掛かったので、上杉城史苑内のレストランで昼食にした。

美味しそうな定食の中から何を選択するか、悩んだが、結局3人とも「芋煮定食」に落ち着いた。米沢牛とお芋がたっぷり入っていて身体が温まる。美味しくて全員大満足。

 

実は、ここで米沢織のスカートを購入した。

外出先で2万円近い洋服を購入することなど初めて。私は慎重派だから、何度も確認したり手持ちの服との組み合わせを考えたりすることが多いのだけれど、今回はなんと10分程度で即決した。主人と息子が待っているから、頭の中はフル回転。二人はお土産に全く興味がないから、とてもプレッシャーがかかった。

 

さて。

次に向かったのは今日の大本命。

東北の伊勢とも呼ばれる「熊野大社」。日本三大熊野神社のひとつである。

長くなるので、こちらは別トピで。

 

そして。

最後の観光は、高畠ワイナリー。

平日のため、お客様がほとんどおらず貸切に近い状態。ゆっくり見学できた。葡萄畑の清々しさと、そこに落ちる夕日の美しさに感動した。何枚も何枚もシャッターを切った。ここに掲載するのは、飛び切りの一枚☆

 

葡萄畑にはロマンがあると思う。

日本ワインは白がすき。

 

今回の観光は、どこも全く待ち時間なし。

早めに高速に乗り帰途につくことができた。那須塩原サービスエリアで程よく夕食となる。主人はポークステーキ、息子と私は大振りの牡蠣カレーにした。熱々でジューシーな牡蠣との取り合わせは大正解だった。

 

こののち、車は実家を目指してひた走る。

 

遅い到着になってしまうけれど、特に約束していないので心配をかけることもない。

両親も大切だが、私が築いた私の家族も大切。こうして、家族の大切さを代々繋いでゆく。良い1日の過ごし方ができたと思う。