美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

秘境の中の神社

昨日は主人と「どこかに出かけたいね」という話になった。まだ万全ではないが、体調はまずまず。

 

具体的に良い案が思い浮かばない中、私の「寺社仏閣巡り!」の提案は即決された(笑

関東の御朱印見本が載っているペーパーバックが手元にある。地図込みのためかなり重宝。今回はそれが大活躍した。連動してHPを確認し即出発!となった。

 

皆さまは「鷲子山上神社」をご存知だろうか。

とりのこさんしょうじんじゃ、と読む。別名、フクロウの神社。とにかく神社内はフクロウさんが盛りだくさん鎮座している。様々なテイストがあるため、お気に入りのフクロウを見つけるのも楽しい。

 

御朱印を頂く際に、前にお並びのおば様が、フクロウ(の置き物)をかなり収集しているけれど、今回初めてこの神社を知ったわ、とお話しされていた。意外にも知られていないのだ。「秘境・日本の自然100選」に選出されているだけの事はある。

 

そして特筆すべきは、栃木県と茨城県の県境にあること。それもこの神社の面白さのひとつ。標高460メートルの山上にあるこの神社は、全国で初めて両県文化財に指定され「県境にある霊峯」として知られているのだ。

 

以下、解説しながらご紹介してみたい。

シンボリックな大梟。日本一とのこと。

御祭神が天日鷲命(アメノヒワシノミコト)と言われる鳥の神様であることにより、不苦労として幸運を運んでくれる神鳥として大切にされている。

下から見上げると黄金色に輝いて眩しい。

通路を右に逸れて社務所前を通過。ここから本格的なお参りとなる。

これが県境の印。県境がハッキリ!

苦労を水に流す儀式。「撫でてください」の表示が癒される。

この門をくぐり‥

ここにも県境の目印が。

山寺のように階段が続く。

ようやく本堂。

立派な杉の木。

 

社内には様々なフクロウのモニュメントがある。次回はそれもご紹介したい。たくさんのパワーを頂き元気が出るスポット。気分がどんどん晴れていくのが実感できる。

お土産の土鈴。

 

店頭に8個展示されていたが、なかなか決まらず…。奥からそっと、この子を出してくださった巫女様、ありがとうございます。お顔と鈴の音色で、この子に即決!大切にします。