美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

革尽くしショッピング@東京

今年のGWは大きな予定がない。

昨年旅した北海道が恋しいけれど、両親のことがあり予定が立たなかったから仕方がない。今年は山口県石垣島を計画していたが延期になった。そんなわけで、今日は手軽に行ける東京へ向かうことにした。

 

訪れた場所は以下の通り

・神田大明神(VIVANTにも登場した)

・ADDICT CLOTHES

新宿伊勢丹

・東京大丸

 

面白かったのは主人のお付き合いで伺った革ジャケットオーダー店の「ADDICT CLOTHES」さん。月に2日しか開店日がなく、接客は2組のみ。接客中は路面店内の鍵をかけてしまうスタイル。たまたま私達は待ち時間なしだったけれど、帰る際には2組が炎天下の中で待っていらした。隠れた名店のよう。

 

店内はこんな感じでスタイリッシュ。

 

レストア中のバイクもたくさんある。奥にある工房が秘密基地のようでワクワクした。

 

お店の入り口はこちら。

 

後半は私の黒小物を探すことになり、あれこれウインドウショッピングをした。冠婚葬祭にも使用でき、かつ日常でも活用できるものが理想。この季節にオールブラックの傘とバッグを探すのはなかなか大変だった。

 

まずは新宿伊勢丹

凄い込みようだったけれど、色々なブランドが一斉に拝見できてとても便利。銀座の路面店はどうかと主人から提案があったけれど、おそらくかなり歩かねばならず効率がよくない。種類の豊富さでいくとこちらのデパートが便利だと思う。

傘はジバンシーが気に入ったけれど、華やかなアラベスク模様の長傘か、オーガンジーとストライプがアレンジされている折り畳み傘か悩んで決めきれなかった。

バッグはほとんどのものが「黒革と金の金具」の組合せ。黒一色ではやはり華やかさが足りないから、仕方がないのかもしれない。

 

次に向かったのは東京大丸。

最後まで候補に残ったのはセリーヌのベルトバックマイクロ。そのエレガントさには惹かれたものの、試着させていただくと開け閉めが今一つ。私は実用性が低いと使用頻度を下げてしまうので候補から外すことにした。(金の金具だったけれど、控えめなので工夫次第で見えにくくすることは可能そうだった)セリーヌは日傘とピアスを持っていて気に入っているブランドだけれど、最近はロゴが大きくなっていて遠ざかっている。

 

そしてコーチ。ここで出会ったオールブラックのワンハンドルが秀逸だった。オールブラックで正統な雰囲気。少しかっちりしたデザインだけれど、日常のお出掛けにも活用できるスリーウェイ。肩掛けと斜め掛けができるベルトが付属していて、全てを取り外すことも可能。やや重いけれど、しっかりした革造りだから多少の重さは仕方がない。

 

スタッフの方とお話したところ、最近は私のようにオールブラックを探している方が多いとのこと。コロナが5類に移行した事で冠婚葬祭が復活し、以前の手持ちのバッグを点検したところ保存管理不十分で買い替えをされる方が多いのだとか。幸い私の所有しているモアレバッグは新品同様なのだけれど、喪主側になるとやはりワンハンドルが便利。そんなお話をしていると、このお品は発売と同時に即完売となり、実は先日やっと再入荷したばかりだとおっしゃる。どうりで新宿伊勢丹のコーチでは見かけなかったはずだと思った。

 

・黒革製品(金具はシルバー)

・ワンハンドルで開け閉めがラクなもの

・少なくとも、長財布・携帯・お数珠・袱紗が入るもの

・ロゴは小さめ

 

こんな我儘なオーダーだったのに、コーチは見事に応えてくれた。

私の下見の後、主人にも確認してもらったところ、とても気に入ってくれた。以前から何か欲しいものはないか何度も聞かれていたため、これがそのまま私への贈り物になった。

細かな金具やチェーンも見事に黒。

 

クリーナーを購入したら、お手入れ布と乾燥剤をプレゼントされた。お手入れ方法も丁寧に説明してくださり安心できた。

 

主人のライダージャケットも私のバックも革製品。

今日は革づくしの東京探検になった。二人とも目的が達成されたことで主人は大喜び。(目的達成を最大の喜びにしている彼らしい‥)近場で過ごす一日も楽しかった。