美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

東北の伊勢〜熊野大社〜

今回の山形観光の大本命。

東北の伊勢とも呼ばれる「熊野大社」を訪れることができた。

 

荘厳な拝殿は、県内最古の藁葺屋根建築で情緒豊か。文化財に指定されている。

 

御朱印はこちら。

基本的に直書きに拘りたい私。

貴重な「一期一会」を、その日のひと筆として頂きたいと願っている。書置きのみの場合は仕方がないけれど、人から譲り受けるのはちょっと違うと思う。御朱印は参拝した方と神社が縁を結ぶものだから‥

 

さて。

実はこの神社、あらゆる命を育む「むすひ」の神様。日本で初めて結ばれた夫婦の神様なのだ。「むすひ」とは、モノが生まれる力で、動物も植物も、そして人間もこの「むすひ」の力によってこの世に誕生する。神聖な力を指し示していて、静謐な空気が流れている。

 

◆本殿御垣内(みかきうち)拝殿参拝

普段は立ち入ることのできない本殿が鎮まるご神域。拝殿修繕を記念して、特別に参拝することができた。今年の9月1日~開始で、わずか2ヶ月間のみ。本当に運がよかったと思う。梛(なぎ)の葉を捧げてお参りした。(撮影は禁止)

 

隠れた3羽の兎さんも探してみた。

これかな?という発見はあったけれど確証はない‥。人に教えて頂くとご利益が半減するとのこと。皆さま静かに探されていたのが印象的だった。

この木彫りの中に3羽いるはず‥

 

10月初旬からは風車を境内にお飾りしてくださる。「風花」と呼ぶらしい。秋季限定の「かすみ」も素敵だった。霧に包まれる境内と風に舞う風車。とても幻想的‥

この中を潜ると心が洗われるよう。

 

行き当たりばったりの旅にも拘らず、あれこれと特別な体験ができた。とても運が良かったと思う。

強いて言えば、あまりパンフレットを拝見しないうちに園内を巡ったため、ご利益のあるルートを辿れなかった(泣)この反省を活かして、出来るだけ下調べをしたり、パンフレットを拝見してから忠実に巡ろうと思った。主人や息子はどんどん先に行ってしまいそうだけれど‥