美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

先輩との会食

先日、とある相談ごとがあって先輩と会食をした。

業務上のことで2つの悩みがあった。

 

その先輩は年下ではあるものの、この道20年というベテランでとても尊敬している。どんどん新たな道を切り開く力があり、自分の経験や考えを惜しみなく与えてくれる。本当の意味でホスピタリティ精神に富んでいるのだ。

・私の立場だったら組織のためにどう行動するか

・苦手な人への対応

この2つについて、私の性格を踏まえた上で、様々な方策を探っていただいた。夕食~カフェまで3時間オーバー。お付き合い頂き感謝しかない。

 

基本的な解決方法としては、私が考え出した案が最適だと背中を押された。

そして、これまで苦手な人へ十分すぎるほど尽くしてきたのだから、むしろ冷たくした方が良いのではないかと大胆な意見を頂いた。私は上手くいかないことがあると哀しみの淵に沈むタイプなのだが、先輩だったら今回の件は怒りが湧くと言う。驚いた。普段は客観的で冷静な先輩なのに「lalaさんは怒っていい!」と語気を強めた。

 

私は自分が正しいのか、それとも私が気づかない盲点があるのか、誰かに判断してもらたかったのだと気づいた。先輩がそう言ってくださるのなら、もう(今回の)苦手な人へ、これ以上気を遣う必要はなさそうだ。

 

また何かあったらお話を聴いてくださると言う。

本当にありがたい。そして、私の優しくて柔らかな気持ちにたくさん触れた事に感謝していると言ってくださった。

 

私は自分の問題は基本的に自分で解決を図るタイプ。

しかし、主人と結婚して相手に頼ることを覚え、さらにこうして信頼している先輩にも頼れるようになった。人から頼られてばかりの私は、相手に重荷を背負わせるのではないかと、共倒れになることを恐れて人に頼れなかったのだ。今回の自分の変化をとても嬉しいと感じている。

 

全てが魔法のように、一瞬で解決するような事があるはずはないのだけれど、今回は先輩に勇気を頂き、自分が少し強くなれた気がする。