美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

ファン・ゴッホ ~僕には世界がこう見える~

もう2年近く前のこと。角川武蔵野ミュージアムに赴き、360度体験型デジタル劇場でゴッホ展を観たことがある。それが、この「ファン・ゴッホ ~僕には世界がこう見える~」だった。ゴッホとは様々なご縁があり、比較的鑑賞する機会が多い。それでも動画は初めてだったので、絶対に体験してみたいと思い興味津々だった。

 

大好きな友人をお誘いして2人で鑑賞した。

チケットは予約制で2,200円。その時は少しお高いようにも思ったが、現在開催されている「ゴッホ・アライブ東京展」が3,000円のため、今から考えると割安だった。現在公開されているURLを拝見したが、ほぼ同じ内容のように思う。

 

1回が20分程度だったと記憶している。

音楽と絵画が一体化していて、流れるように次から次に絵画が変化していく。静かに移行したり、激的に移行したり、緩急が付いているので全く見飽きない。いつまでもいつまでもゴッホの世界に没頭していたくて、何と続けて4回も鑑賞した。それができたのも、入退室自由で入れ替え制ではなかったため。写真撮影も可能だった。今回の東京はどうなのかわからないが、とてもラッキーだったと思う。私の我儘に付き合ってくださった友人(少し年の離れたお姉さま)にも感謝である。

 

また心揺さぶられる絵画に逢いたくなった。

心が落ち着いたらまた美術館に行きたいな。

 

こちらは入場入口。

 

こちらは退場口。「ゴッホのひまわり」が天井高い壁と床に大きく貼りだされていて、記念撮影会場になっていた。造花も用意されていて花束を手に撮影できる。ここまでサービスが良い美術演出は初めてだった。

この他にもゴッホの年表が迷路になっていたり、工夫やアイディアが私好みだった。

 

会場一面にゴッホの世界が広がる。

このぐるぐるがどんどん動き出し、鑑賞する私達の心を揺さぶっていく。

 

たくさんのひまわりも良かった。

 

この揺れる光の陰影が印象的だった。

 

良い企画展があれば、また伺いたい。