美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

「大好き」は反省の弁

「残念な結末」のスピンオフです。

最終章の記述で最後にする予定でしたが、意外な気づきに発展したので追記します。

 

昨日は禁を犯して(!)自宅でワインを開けました。

少し脱線しますが、3/31から実施中の「3週間チャレンジ」は本来4/21で終了予定。先日の外食により1日伸びましたが、昨日のワインでさらに伸びました。。。

 

厚切り豚肩ロースのジェノベーゼ・パン粉焼きがメイン。

主人が私を気遣って言いにくそうにしているため、お伴という感じでワインを頂く。静かにしていると、先日の本題(仲たがい)に切り込んできそうなので、TVを付けて何気ない日常を演出した。週末で私自身が疲れてもいましたし、真剣に(?)今後の夫婦生活の方向づけをする気持ちではなかったからです。

 

たいして見たいわけでもないTVが流れる団欒。

 

主人は今週末の土日は趣味仲間と合宿なので、山形に一泊を予定。こんな時は息子が遊びに来るか、私が実家に帰郷するかになることが多い。今回は珍しく夜もひとりで過ごす2日間。主人は私が気になるようで、どんな週末にするのかこれまでも幾度か聞いてきた。なんとなく遠出をするかもと話してある。

 

本当は一泊で考えていたのだけれど、1人はホテルが取りにくいことと、予報では土曜日(今日)のお天気がイマイチ。一人旅ができる条件が揃うめったにないチャンスではあるものの、正直、疲労感もある。この1ヶ月間は毎週末実家に帰郷していたため、疲れが抜けずにいるのだ。やはり1日休みと2日休みは雲泥の差である。残りの貴重な1日も、家事や主人との調整等で気を使う。。。夫婦なのだから当たり前ではあるが。

 

主人のお酒の呑み方は明るい。

気分が高揚して開放的になる。そしていつものセリフが口をつく。

「lalaちゃん大好き!」(延々・・・)

 

これまでは日常生活の一コマと受け止めていたが、主人にとっては反省の弁も含んでいるのかもしれない。どうして私が好きなのか聞いてみると、「優しいから」という返事が返ってきた。優しさの定義や意味は人それぞれ色々あるだろう。主人にとっては、私の中のどんな優しさを指しているのだろうか。もっと掘り下げて聴きたい想いもあるが、気分良く酔っている主人に尋問はよくない。満面の笑顔でまっすぐに私を見つめる目。

 

夫婦の仲たがいを解消するために、約束事の文章を作成したり、PDCAで検証したりする家庭もあるだろう。しかし、無褒美な彼の笑顔を前にすると、我が家には到底なじまないと感じてしまう。

 

彼の「大好き」は反省の弁も含むのだ。

きっと。