美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

生活を整える(変える)に至った理由

昨年の秋口から、両親の病(生死に関わるもの)が発覚しました。

ちょうど、私がブログを開設する時期と同じ頃から大病院にお世話になっています。85歳を過ぎている高齢者にも関わらず、長きに渡って健康生活を維持してくれました。大尊敬に値します。早寝早起きで働き者であったため、特に体力は必然的に身についているようでした。

 

最初は受け入れられない自分がそこにいて、常に「負の妖気」を纏っているような辛い想いをしました。深夜に神社参りをして神社で泣いたり、通勤途中で泣いたり、眠れなかったり。大切な両親が離れていってしまうような苦しさに心が疲弊しました。実家とは片道2時間の距離なのですが、大病院の通院となると1日がかり。休みの調整など様々必要です。

 

そんな中ふっと、両親は「最後のギフトをくれているのだ」と気づきました。

「ギフト=授業」と置き換えてもいいかもしれません。人の終焉をどう迎えるか、どんな人生が幸せなのか、両親は身をもって私に問いかけているのかもしれない。そして、常に私に力をくれる主人の支えがあって、私は目に見えない様々な想いを感じ取れる。今は「両親にとってどんな最期が幸せなのか」これを考えながら過ごしています。

 

そうして、両親がくれている最大のギフトを受けながら、私自身はどんな人生を送りたいのかという考えに及びました。

  ・何か欲しいか

  ・どうしたいか

  ・時間をどう過ごすか

  ・誰と過ごすか

  ・何を残すか

  ・どんな自分でありたいか

 

その中から、まずは「生活を整えよう」と思い立ちました。

いつか必ず来る60歳(シニア)を迎えた時、快適でいられるように。今はそのための準備期間。小さな変化の積み重ねではなく、今回は大胆に行くことにしました。なぜって、今行動しないとしないまま終わってしまいそうだから。

 

実は昨年から、ふんわりとそんな予感もあって行動が変わりました。

これまでは勉強に関すること以外は節約傾向で、大きな買い物や行動は控えてきました。しかし、昨年は3回の旅行を筆頭に、日常生活品を質の高いものへ移行したり、心地よいものへの投資も厭わなくなりました。全て「自分をご機嫌にする」に繋がっています。

 

今回、早寝早起き生活に変えたことで、また一歩前進した気がします。

生活を整える、そして身近なものも整えていきたい。私が今、行動できているのは、両親や主人、兄弟、息子が支えてくれるから。なりたい自分になるために、ますは生活を整えることから始めていくことにしました。