美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

家族忘年会 2023

ここのところ連日外食続き。

本当は胃を休めたい気持ちもあったが、予定通り家族忘年会を決行した。

 

主人の提案で、今年の忘年会は「しゃぶしゃぶ」だった。

予約のないお客様が何組も待機していらしたから、早く予約しておいて本当に良かった。和牛霜降りコースを注文し、足りない分は単品でお肉を追加した。これがなかなか良くて、ほどよい量をいただくことができた。

 

胡麻豆腐・お刺身の3点盛・蟹・和牛霜降り肉

お野菜色々・葛や御餅・きしめん・六黒米

デザートのアイスクリームは柚シャーベットを選択。

 

自分にとっての、今年の漢字一文字は何かを発表し合うことを提案してみた。

主人は「大」。自身が60の大台に乗ったことと、大型バイクの趣味を始めたことから、この文字にしたとのこと。なかなかのセンス(笑

息子は「三」。30になったことと、散々だったとの感想から。散々の中身は体調不良や仕事が多忙でメンタルにきた事などを含んでいる。誰しも通る道ではあるし、ここでテーマにしている時点で心の整理ができているように思う。

 

そして私は‥

実はとても決めかねていた。

 

私自身のことで言えば「夢」。

これまでの人生の中で、北海道旅行は過去3回も頓挫してしまい実現できなかった。それが、今年は5月のオーダーメイド旅と10月の秘境旅の2回も北の大地を踏むことができた。長年の夢のひとつが叶ったこと、それが今年の私自身の象徴のように思われた。

 

そして、もうひとつは総合的に判断して「母」

常に母を想う1年だった。一週間に1日程度の帰郷だから、会えた日数は決して多くない。しかし、帰郷できない平日であっても常に母を気にかけていた。眠れない夜も数えきれないほどあった。今は入院中の母に会いに行けないことが本当に哀しいが、例え会えなくとも心の中の母とは繋がっている。

 

今年の忘年会は、この会話以外はあまり盛り上がらなかった。

写真で色々振り返り、楽しい時間を過ごしはしたが、いつもは場を盛り上げる私自身に遊び心が不足しており、美味しいお肉に舌鼓を打つだけで静かに時は過ぎた。今年はイベントが山のようにあって、あっという間と言うよりは本当にボリュームのある1年だったと思う。

 

三人で歩いて帰宅した帰り道。

他愛もない話ができる幸せを感じた。大好きな主人と大好きな息子。愛する家族を持っていることに、心から感謝できる2023忘年会。