美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

自己理解の探究

昨日の日曜日は研修があり、早朝から新幹線で出発。

1時間も早く現地に到着したため、余裕を持ったスタートとなった。

 

9時半〜18時まで会場に缶詰になり「自己理解」を深める様々なワークを行う。基本は個人ワーク→グループワーク→全体ワークの流れ。今回は自主的な自己啓発の一環で申し込んだ。費用は確か13,000円くらい。受講生は14人で、ほとんどの方が専門職。

 

今日は尊敬するH先生が講師。

先生のお声の調子や説明の仕方は、まさに鈴が鳴ると言う表現がピッタリでうっとりする。もちろん質の高さも他の講師より頭ひとつ抜きん出ていると思う。私自身も講師をするので、先生の一挙手一投足の全てが勉強になる。

ワーク自体も意味のある内容なのだけれど、先生のお話を理解するための「素地」として、存在するような気がしてしまう。

 

印象的だったのは「自己理解の深さ以上に他者を理解する事はできない」と言うひとこと。

 

要は、自分が何者かわからない人は他者を理解できない、という事になる。まずは「自分を知ること」これが土台なのだ。私はもっと土台を確かなものにして、他者理解を深めたいと思う。

 

そして。

この研修の後は特別なご褒美を用意しておいた。

 

これまた敬愛する人生の先輩である、お姉さまとの会食があるのだ。

彼女の住む街からほど近い駅に、18時半に待ち合わせた。イタリアンを予約してくださったので、とてもスムーズ。近状報告とお互いの専門職談義、自己啓発(今回の自己理解研修も含む)のお話で、あっという間に時間が過ぎた。

 

どれもこれも濃い話題ばかり。

その濃い話題の延長線上に、お互いを理解し合うという高みがある。私にとっては本当に命の洗濯にも等しい時間。

 

去年、美術館に一緒に行ってから1年ぶりの再会。また美術館にお誘いしてもいいですか?とお尋ねしたら「必ず温泉旅行にも行こうね」と返ってきて嬉しかった。本当に名残惜しいひととき。

 

今日は話題が盛りだくさんあるが、今は私の心に静かに納め、大切に熟成させたいと思う。そして、いつかブログでも皆さまにご紹介できたら嬉しい。