昨夜21:00近くに自宅に戻った。
主人がナッツ類を摘まみながら晩酌をしていたので、一通り荷ほどきが済んだ後、ご相伴に預かることにした。私はワイン。少し何かを作ろうと、厚みのある油揚げを軽く焼くつもりが、大根おろしをしていたら焦げてしまった。見た目が残念。
主人と何気ない日常会話をしているととても癒される。誰かの心配をしないですむ、というありがたさもある。
昨日を振り返ると、かなりのハードワークだった。
8:00出発~11:00大病院終了~ランチ~15:00過ぎに帰宅。昨晩の睡眠が5時間だったため1時間程度、お昼寝をさせてもらう。その後、居間に降りていくと、今度は母がお昼寝をするところで、父は居間で昼寝中。なんだか昼寝のオンパレードになっている‥苦笑。
両親には自由にしてもらい、お掃除をすることにした。
なかなか手が回らない水回りから開始し、1階の床は掃き掃除の後に水拭きをした。田舎の家のため廊下や踊り場も広く、俯瞰するとくらくらする。気を取り直してコツコツ進めていき、居間の絨毯はしつこい位に掃除機をかけた。大きな炬燵を解体(?)して大がかりな掃除をするのは私でも骨が折れる。終了して時計を見たら19:00近かった。母が起きてきたのでお茶で一息ついたが、せめて21:00には自宅に帰りたい。再びロングドライブの人となった。
今日、あらためて想う。
両親が「動いている、話している」それ自体が尊い。
あとは何にもいらないのだ。
母は1日中一緒にいたので、すっかり元気を取り戻したが、父とはあまり話せなかった。病院から帰宅後に、ほんのわずか話しただけだった。葡萄の苗の話をする時、父の顔は大きく輝いていた。もっと会話すれば良かったと後悔している。しかし、あの時の私は体力的にへとへとで、昼寝をせざるを得なかった。
お父さん、ごめんね。
父はあまり体力がなく、ほとんど寝ている様子だった。
推測だが、1~2時間程度、動いたり話したり食事をしたりすると充電が必要なのかもしれない。充電とはすなわち睡眠だ。「ほぼ寝ている状態」で思い出すのは、かつて母が勤務していた洋品店の女主人のこと。最後はベッドでほぼ寝て暮らしており老衰だった。
まだまだ考えたくはないが、後始末が完璧な父。
胸騒ぎを押さえながらこのブログを書いている。どうか、もうしばらく一緒にいてほしい。また、すぐに会いに行くから!