美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

群馬県館林つつじが岡公園

昨日は久しぶりのドライブデート。

群馬県館林は暑かった。もう、ほぼ夏がやってきた!

 

今回の観光候補地は、栃木県の足利フラワーパーク(藤棚)か、茨城県ひたち海浜公園ネモフィラ)か、群馬県つつじが岡公園(つつじ)か。1度も訪れたことがないという理由から、こちらのつつじが岡公園に決定!

 

到着して最初に「空いてる!」と思った。

11時頃に到着したのに混雑していなかった。まずは入り口付近で早めのランチ。

 

アメリカンな店構え。内装や家具もEarly American。ソファや小物も見応えがあったけれど、良い陽気に釣られて外カフェを選択。

 

かなり昔、アメリカ西海岸に長く滞在していた頃に食べたハンバーガーによく似ていた。本場の作りが日本人にも受け入れられるようになって久しい。

 

今日は基本的にオフホワイトコーデ。コーチのリュックとセリーヌの日傘がお供。ブランドがどこか目立たないのがお気に入り。

 

そして、食後にゆっくりつつじを鑑賞。

薔薇のアーチはよくあるけれど、つつじ最盛期のアーチは初めて!

 

赤やピンクに押され気味だけれど白も素敵☆

 

風光明媚な高台からパチリ。

 

少し落ち着く林もある。

 

昔々、父が趣味でつつじの栽培をしていた事があり、近所の方々にせがまれ譲っていた。小さな差し目を大切に育てて見事な花が咲く。(毎年100本位はお世話していて、家を建て替える事になった時、母校の中学校に全て寄付した)

幼い頃の、初夏の良い思い出。

 

さて。こちらのつつじが岡公園は、その名を冠するだけあり何と100種類!多くの品種が集まっているため、お気に入りを見つけるのが楽しい。それぞれが個性豊かな美しさを持っている。私のお気に入りはこの子たち。

 

西行(さいぎょう)

紅紫色で花径5~5.5cmの中輪花で采咲きのモチツツジの品種。開花期は遅く、がくは粘る。江戸時代からの品種だそう。

 

◇千重大紫(せんえおおむらさき)

大紫の枝変わりからでた品種で、花弁が薔薇のような千重咲きになったツツジ。開花期は4月中旬から。確かに、まだまだ蕾の状態だった。立体的な形がまた薔薇に似ている。

 

◇八重霧島(やえきりしま)

二重のキリシマツヅジ。ツツジは一重がスタンダードなのだけれど、こちらは一重の花びらの間に、45度の傾きで重なっているから椿のようだと思う。

 

クルメツツジ(常夏)

特に解説はなかったが、白地から薄いピンクのバリエーションある花弁に絞りが入っていて趣がある。突然変異のように濃いピンクも出現して面白い。鑑賞しているお客様の誰もが立ち止まる人気者だった。

 

また、こんな夢のある一画も。

スペースシャトル「コロンビア」に乗ったツツジの種子が帰還!そして、この地で発芽し育っている。向井千秋さんはここ、館林市出身なのだ。

 

広い園内に小さなタープを張って、お昼寝しているカップルが数組いらした。私達も近い将来、引退したらこんな風に贅沢な時間の使い方をしたいね、と話した。今でもしようと思えばできるけれど、あれこれ別の用事を入れてしまうのは何故だろうか‥

 

のんびりしたつもりだったけれどまだ14時。

群馬県立館林美術館に行こうかと思ったが、常設展に興味がもてなかっので見送った(ごめんなさい)。7月からの企画展は「霊気を彫り出す彫刻家大森暁生」なので、こちらだったら観てみたい。また来られるかなぁ。

 

気の向くままのドライブデート。

予定を立てない旅も楽しい。