今日はバルビエゾのロゼを開けた。
スペインのスパークリングワインである。
泡モノはシャンパンが最高!というステレオタイプも悪くないが、実際の味を感じることか1番大切なのは言うまでもない。
かつての職場で、高名なワインのバイヤーと一緒にお仕事をした経験からお話しすると、味がわからないお客様ほど銘柄に拘ると言う。
実はシャンパンと言う銘柄は特殊だ。
シャンパーニュ地方から、畝一本隔てた隣の敷地でシャンパンと同じように葡萄を育てても、シャンパンとは名乗れない。そして、その味が明確に解る購入者は稀だと言う。
私の舌は大したことはないものの、前職では相当数の試飲もしたし、東京の国際フォーラムでバイヤーと共に仕入れをサポートした経験もある。仕事柄で修得した多くのものが、今でもある程度、身に付いており、プライベートでも活かされているのは本当にありがたい。
話を戻して、今日は久しぶりのバルビエゾ。
ロゼは素晴らしく美しい薔薇色で、これだけでも相当の価値がある。テイストも心地良い。以前からずっと私のお気に入りであり、これからも愛飲し続けると思う。
今日は主人が都内出勤で帰宅が遅いため、フリー時間が多め。先日、旅行会社から届いた北海道旅行の日程チェックを楽しんだ。あらかじめ、どのポイントが時間が取れるかシュミレーション。
今日のワインのお供としては申し分ない。
体調が良くなった途端にワインが恋しい私。
体調に気をつけつつ、良い距離感を続けていきたい。
仕事からの帰り道で出会ったケイトウ。
夏の終わりを感じさせる、何とも儚い雰囲気を醸し出していた。