年齢と共に、価値観や考え方が変わることがある。
これも時間軸の影響のひとつ。
最近感じるのは経費についての考え方が随分と変化したことだ。
一番お金のなかった45歳の頃は、どれだけ経費をかけないかが大切だった。新築した家のローンと息子の大学費用を支払っていたから、収入のほどんどは手元に残らなかった。贅沢どころか、どれだけ切り詰められるか、ゲーム感覚で組んでいたように感じる。この頃から「お金と時間はパズル」という感覚を学んだように思う。
それが今は真逆になっている。
お金で時間を買うという概念が入ってきた。馴染むまでにここ2年近くかかったが、今はその感覚が身についてきた。(一部、まだもったいない精神が出ることもある)
東京に出るまでの新幹線料金や旅行の高速料金。
またはネット販売送料。
人類が進化することで得られる快適さも利用するようになった。そこに係る経費を惜しいと思うか、価値を感じるか。もちろん、収入的なバランスも考慮したうえで、楽しめる時に経費を惜しまず、アクティブに活動したい。ともすると、インドアに転ぶ私だからこそ、経費についての考え方を軽くして、様々なことに挑戦したり体験したり、新鮮な気持ちを味わうことを大切にしたい。