美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

人生の優先順位

もう寝なくちゃの時間なのですが、一言だけ。

 

昨日は実家に帰郷して、両親と一緒の時間を過ごすことができました。2度もの大病したにも関わらず、父はしっかりした滑舌で私を驚かせてくれました。葡萄の苗を見せてくれ、私が好きだからと植栽予定だとか。葡萄酒も創ると言っていましたが、シャインマスカットの苗はワインにはならないと思う…。それでも、意欲的に何かに向き合いたいという父のキャリアアンカーは尊敬に値する。いつまでも、前向きな姿勢で私を驚かせて欲しいと願う。

 

母は膝や腰が痛いにも関わらず、二階の客間に布団を敷いて待っていてくれた。「お布団を干したからきっとふかふかよ。」と笑顔を見せてくれた。確かに昨夜は本当にあたたかな愛に包まれていたと思う。涙が出てしまった。

 

お昼は息子の運転で、両親と共に福島県に向かった。白河ラーメンは息子の好物で美味しいお店を熟知している。日頃、外食することを好まない父も、今日は素直に同行してくれ感謝。平凡な日常の一コマでしかないけれど、こんな時間こそが貴重なのだと息子も私も静かに感じている。

 

夕食は父が手打ちうどんを振舞ってくれ、母とは脳トレで間違い探しを楽しんだ。母は記憶力が下がっているのを危惧しているため、時々一緒に脳トレをする。集中して探す母が愛おしい。こういうひと時を過ごすことができる私は、本当に幸せな人間だと思う。

 

いま、私は私が成すべきことを知っている。

 

そのことを、とても有難く思っています。何かと言い訳をしたり、仕事を優先したりせず、自分が成すべきことを実行できていることに感謝しかない。完璧に実行することは難しいと思うけれど、これからも「人生の優先順位」を間違えない自分でいたいです。