美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

三味線奏者〜棚瀬敬太くん

今日は三味線のコンサートに伺った。

実は敬太くんとはご縁があり、かなり小さい頃から三味線一筋である事は知らされていた。

今日は初対面!お会いできるのをとても楽しみにしていた。プライベートな事は割愛するが、素直で朗らかなお人柄だった。

 

演奏は約2時間のボリューム。

曲の解説や三味線の説明なども挟んでくださるから、邦楽に詳しくない方でも敷居は低い。時折、笑いが巻き起こり、若干21歳の若者とは思えぬ度胸の良さを感じた。

 

撮影許可を得ての掲載。

お若い方だから、ぜひ広報して欲しいと主催スタッフからも奨励された。

 

今年の7月に開催された「全日本津軽三味線競技大会(名古屋)一般Aクラス(最高位)」で、準優勝の方に4点もの差をつけて優勝。(一般的には0.5程度の僅差である事が多い)腕は確かで力強い響きだった。

 

私は三味線には疎いが、同じ弦楽器であるバイオリンは自分でも嗜むし、それなりの耳もある。五嶋龍くんがまだ若い頃開催されたコンサートは今でも目に浮かぶが、それを彷彿させるような、弾ける丸みのある音だった。

 

情熱大陸の音源で弾く三味線は初めて聴いた。なかなか面白い試みだと思う。歌舞伎もそうだが、伝統芸能もグローバルな視点からの、幅の広がりは大切だ。もちろん、正統派の伝統を主軸にする事は言わずがもだけれど。

 

アンコール曲は「津軽じょんから節」。

本日が敬太くんの誕生日という事もあり、途中で「happy birthday」を交えるなど、気の利いたアレンジもあった。粋で楽しい。

 

今日は演奏会に伺えて良かった。

色紙も頂き恐縮したが、今後益々のご活躍をお祈りしている。ありがとうございました。

そして、また伺いますね。