美しい月に出逢う旅

~私という自然を生きる~

作家物は一期一会

先日、お気に入りのレストランでディナーをした。

そのレストランにはギャラリーが併設されていて、作家物の器や小物を扱っている。

 

何度かここでもご紹介させて頂いたポットも、こちらで出会った。毎日ほぼ活躍してくれており、既に私の頼もしい生活の友になっている。

 

過日もディナーの後に楽しく拝見していたら、私の器の後継となるポットが飾られていた。雰囲気は似ているものの、ディテールがまるで違う!私のポットは細部にまで美が宿っているが、後継は全体的にぼんやりしていて洗練されているとは言い難い。しかも、ツマミの帽子部分が大きくなっていて、中に留まるのではなく傘のように外を覆う形に変化していた。

 

ショックだった。

決して購入するつもりで拝見した訳ではなかったのだけれど、違う作家さんの物のように思えてしまって‥。もし万が一、私のポットが壊れてしまったら一大事だとも思った。いつでも手に入る品とは違い、作家物はこれだから慎重に取り扱わないといけないと再認識した。

だからこそ、貴重とも言えるのだけれど。

 

あの時。

慎重に吟味する私に、積極的に購入するよう勧めてくれた主人に心から感謝した。一期一会とはまさにこの事を指すのだと思った。

 

今日も、このポットのお陰で美味しい紅茶がいただける。感謝。

フォートナムズのロイヤルブレンドの後は、ハイライズ茶園のウバにした。お供は八幡平で購入したアップルケーキ。昨日はさすがに疲れたので、今日は休養の一日。

 

上部にちらりと見えるのが私のポット。

大好きなので大切な宝物。