ブログの下書きを整理しようと見ていたら、栃木県宇都宮市の旧篠原家住宅を訪問した記録が出てきた。
実はこちらに足を運んだのは、假屋崎省吾さんの大胆な花拵えを拝見したいと思っていたから。国指定文化財と華道家のコラボレーション。
こちらの作品は蔵の中に‥
蔵の入り口。
私は古民家とか古いものが大好きだから、この旧篠原家にも興味があった。古い戸建ての内部全体が会場になっており、狭いながらも情緒豊かな趣きがあった。
時折り軋む足元の音も愛おしい。
しかし、驚いたのは入場料!
なんと100円‥。今どきこんな料金設定ってあるのかしら。都内だったらと考えると衝撃だった。
お客様はかなり入っており、30名前後が出たり入ったり。私はお邪魔にならないよう、注意しながらゆっくり拝見した。こんな時、ひとり旅の良さを感じる。
静かなひととき。
大胆であり静寂さもあり。
假屋崎省吾さんの華道を生で拝見できて良かった。
そう言えば、目黒雅叙園の百名階段を思い出す。吊るし雛や全体構図の設えが似ている。
わざわざ来て良かった。
この時は訪れたい場所が多く、すぐに次へ向かったのでせっかく宇都宮市に来たのに餃子が食べられなかった。
またの機会にぜひ‥